褒める/サダメ

人は褒めると伸びるというのは同感だ。


例えば、誰かが私に相談めいた話をしていて、それに私がこれといったアドバイスなどできずにいても、「聞いてもらって気が楽になった」って言ってくれる状況と似ている気がする。
話を聞いてもらって頷いてくれる。これだけで救われる人は多い。
「褒める=認める」というのに近い。


僕なんかは人の悪い部分を見て批判したがる傾向にあったし、そういう人も結構多いと思う。
だがいざ自分が否定されるとなんとなくテンションは下がる。
自分の根底が揺るがされる感じだ。
どんどん褒めていき相手を伸び伸びさせる。
人のいい部分を見ていく。
それが自然とできればよいのだが。


ちなみに相手の為を思った批判や忠告はある程度はいいと思います。


「優しい」という字は、人が憂うという字面。相手がつらい時こそ、優しく接していくべきと解釈してもいいんじゃないか。

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ついでにもうひとつ。


運命は変えられるとか言う歌や小説文句は多いけど、オレはそうは思わない。
血の流れには逆らえない。
貧乏の子も金持ちの子も孤児になってしまうのも嫌悪感を抱く同居人がいるのも十何歳程度じゃどうしようもない。