思想良心の自由

ネット日記を誰も見てへんと思うけどとか、一人で店にいる事に違和感をおぼえられると言うのは気にしすぎやと思う。思っている以上に人は見てるし、思っている以上にどうでもよく接客している可能性が高い。


東京に行って久しい奴と久々に会話した。高校時代から変な奴だったんだが、あんま変わってない。別におもろいやつやった。ただ一つ大きく変わったのは仕事への価値観だった。仕事に対してたぶんずっと向き合ってこなかったあいつは、向き合って結論をだしたらしい。民間企業の考えとか今の教育の無意味さを語っていた、俺も同感と思えることが多かった。モラトリアムは必要なことに感じれたとかも。ただそのなりたい仕事の結論がマルチ商法(ねず講)なのはいかがなものなのか。マルチが人間にとってプラスではないと思うが、やつはビシッと言うてきたので否定はしなかった。ちなみにマルチは貧困を救うらしい。どいうこと??
電話終了後に思ったのは、あいつは多分気持ちを分かってほしくて電話してきたのではないかと思う。うちのクラスの奴はストレートにやりたいことを見つけて走ってるやつが多い中、俺とあいつぐらいがやりたい仕事をしっかり持ててないんちゃうかね。
大きな犯罪者を思い出すと、彼らの環境や家庭の状況に問題がある奴が多く、一見しっかりした思想・考え方を持っていたりする。だから周りが気付かない。ビシッと語れる奴、しっかりしてるやつほど社会に矛盾を感じたり、自分の存在意義を考えてしまうのだ。そして何かのきっかけで犯罪をしてしまうのではないだろうか。その日はそんなことを思い出した。そういえば、『スクラップへブン』とかそんな感じの映画やな。