悪性腫瘍と勉学

スーパーカートリオの加藤さんが亡くなっていた。最近見ないなあと思っていたら、案の定のがんだ。プロ野球を好きになってから、プロ野球ニュースを欠かさずに見ていた俺にとって悲しい。高木豊佐々木信也が愚痴をこぼす中彼は明るくひたすら前向きでいて、それは番組にとって宝だった。


経験上(俺じゃないけど)がんの治療は非常にきついものがある。抗がん剤による副作用は多いし、それによって激痛が伴うらしいし、ろくに飯が食えないならまだしも、管という管につながれて最期を迎える。はっきりいって入院=地獄と思っていいだろう。
初期ならまだしも、そんなことなら末期ならいっそ普通に余生を暮らすほうが絶対に幸せだと思う。我慢に我慢を重ねての寿命延ばしに意味があるのだろうか。
そもそも「病気になったら病院に行く」ということが常識化されているのは疑問である。病院は神じゃないしあくまで頭のいい人間が診てくれるだけである。失敗もある。極論、別に寝てれば治るかもしらんし、習慣を変えれば治るかもしれない。その意識が現代の日本人には欠けている気がする。医学を信頼しすぎだ。
というのに、医者不足深刻だの、受け入れ先がないだの、医療ミスによる裁判だの、市民が医療費の高さに疑問を抱くだの、お門違いじゃなかろうか。「自分でなんとかする」意識の欠如と「病院の神格化」を変えるべきだし、安くしてもらいたいなら税金を増やすことに賛成すべきだ。医療費など高いに決まっていると思うのだが。
つうわけでそういうことに疑問を感じるなら、偉くなって国1か医者になってください。